【すっきり理解】靴型装具・整形靴が対応できる疾病、症状 | 保険が使える整形靴・オーダー靴・オーダーインソール・靴型装具
【すっきり理解】
靴型装具・整形靴が対応できる疾病、症状
保険が使える整形靴・オーダー靴・オーダーインソール・靴型装具
靴型装具・整形靴により痛みの緩和、
悪化の防止ができる疾病、症状がございます。
ここでは、代表的な疾病、症状の名称と
症状をご説明いたします。
疾病・症状一覧の目次
![疾病・症状の一覧](https://hoken-kutsu.com/wordpress/wp-content/uploads/img/sippeishoujou_1.jpg)
疾病・症状の一覧
足の変形に関する症状
外反母趾、内反小趾、リウマチ、偏平足、事故、小児麻痺、内反足、内転足
足の切断に関する症状
糖尿病による足の切断
事故や生まれつきなどによる足の欠損
脚長差に関する症状
変形性股関節症、股関節脱臼、人工骨頭
神経痛や筋肉痛に関する症状
踵骨棘、足底腱膜炎、開張足、
種子骨障害、陥入爪、巻爪、モートン病
ハンマートウ、タコ、ウオノメの痛み
![外反母趾](https://hoken-kutsu.com/wordpress/wp-content/uploads/img/sippeishoujou_2.jpg)
外反母趾
足の母指(親指・母趾)が
人差し指(第2趾)の方に
突き出ている症状です。
足の疾患でも最も多いものの一つで、
一般的には、「くの字」に曲がり、
つけ根の関節の内側が突き出てきます。
突出部が靴に当たって炎症を起こしたり、
骨の配列が歪むことによって
体重のかかり方が変化し、
足の裏に胼胝(たこ)ができたりして
様々な部分で痛みを生じます。
原因はきつい靴やハイヒールなどの
外的な要因と、遺伝子的な要因があります。
治療に関しては重症例は手術が
選択される場合もありますが、
まずはインソールによってアーチを支え、
骨の配列を矯正することや、
痛みのある部分の免荷をしたり、
変形を悪化させないようつま先の余裕が
十分とってある靴を履くなどが挙げられます。
また、指を動かす体操や、
ストレッチなど、変形を矯正する運動療法を
根気よく続けることは
有効とされています
![扁平足](https://hoken-kutsu.com/wordpress/wp-content/uploads/img/sippeishoujou_3.jpg)
扁平足
足のアーチ(土踏まず)が
なくなったような足です。
筋や腱、靭帯などがアーチを支えきれなくなる
ものが一般的ですが、考えられる原因は
多岐にわたり、症状や年齢などで
細かな分類がされています。
症状としては、足の痛みや
長時間の歩行や運動で疲れやすい
といったものがあります。
治療の第一選択はインソールによる
保存療法ですが、
重症例は手術が必要になる場合もあります。
![内反足](https://hoken-kutsu.com/wordpress/wp-content/uploads/img/sippeishoujou_4.jpg)
関節リウマチ
足は関節リウマチで
特に障害されやすい部位とされ、
実際に様々な痛みを伴う変形が見られます。
典型例は、外板扁平足、
外反母趾、内反小趾などで、
まとめて扁平三角状変形とも呼ばれます。
また、人差し指、中指の付け根付近に
胼胝ができる例も多く、
その部分の負担を減らす除圧目的と
変形の進行を予防するための
アーチサポートをするための
インソールが処方される場合が多いです。
![モートン病](https://hoken-kutsu.com/wordpress/wp-content/uploads/img/sippeishoujou_5.jpg)
モートン病
主に足の人差し指と中指の付け根付近
(第3-4足趾間)に、しびれ、疼痛、
灼熱痛、放散痛などを訴えるものです。
足の裏の神経が靭帯などに圧迫されておこる
神経障害です。ハイヒールや先の細い靴で
長時間足の前部分に負担を
かけることが要因の一つとされています。
開帳足や外反母趾などがある場合は、
それらも原因になっている可能性があるため、
インソールによる負担の分散、
除圧などが有効とされています。
![痛風](https://hoken-kutsu.com/wordpress/wp-content/uploads/img/sippeishoujou_6.jpg)
痛風
「風が吹いても痛い」と
病名になっている通り、
軽く触れただけで激痛が起こります。
足の場合、親指のつけ根が
赤く腫れることが多いです。
足の親指以外だと、
足関節、足の甲、アキレス腱のつけ根、
膝関節、手関節にも激痛が
発生することがあります。
肥満や高血圧といった、
生活習慣病を合併することも
可能性として高いです。
![脚長差<](https://hoken-kutsu.com/wordpress/wp-content/uploads/img/sippeishoujou_7.jpg)
脚長差
左右の足の長さに差があるものです。
その原因は、先天性、
つまり生まれつきのものもあれば、
交通事故などによる骨折など様々です。
主にインソールや靴の補高によって
長さの調整を行います。
長い期間左右の足の長さが違う状態で
生活していると、補高を入れ
急に長さを揃えた時に、
反対側に倒れそうになるので、
少しずつ、調整する必要があります。
![その他の疾病・症状について](https://hoken-kutsu.com/wordpress/wp-content/uploads/img/sippeishoujou_8.jpg)
その他の疾病・症状について
各種疾病・症状に関しては、
公益社団法人日本整形外科学会の
各種論文から参照し、加筆・修正しております。
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